痛み

痛みから逃れるために、怒られるのを避けるために行動を決める人が多い気がします。

たしかにリスクを遠ざけられるなら遠ざけた方が良いに越したことはありません。万全の体調と良好なメンタルによってより良い生活が送れることは確かです。

 

しかしそんな生活が送れる日は多くはありません。ならば痛みと戦えばいいのでないかという考えに至りました。明日早いからなんて言ってたらお酒は飲めないし、間違ってると思ってても怒られそうならやってしまうこともあるし、自分のやろうとしてたことにリスクがある場合それを遠ざけてしまうのではなく痛みや辛さを受けながらやりたいと思っていたものに突き進むべきです。目先の痛みに怯んで目指していた場所から遠ざかりたくないんです。

白い目で見られることも寝不足も二日酔いも人に嫌われることも叱られることも金がないことも全て飲み込んでやりたいことをやれたなら、こんなに熱くなれるものはないと思うんです。

 

痛みを言わずブラックな会社に勤め続ける場合は辞めることの気まずさ、残った人たちへの申し訳なさ、その他諸々と戦うことです。

しかし、本当に言いたかったことは痛みと戦おうということではなく戦い続け痛みに慣れてしまえば良いということです。

慣れた痛みならなんてことありません。図太く生きていきたい。

 

「迷ったら辛いと思う方が正解」

全てのことに言えるわけではないのですが、壁にぶち当たったときにふと思うようにはしている言葉です。

痛みを伴うことが嫌で誰もが立ち止まっている時に、それくらいの痛みならと進んでいける人になれればふとした時にできる選択肢が増えます。

 

そして、人生の後悔とは痛みから逃げてしまったことが多いように感じます。

効いたかどうかなんて分かりっこないですが、痛みと戦ったことは自分の後悔になりそうだったことを後悔にさせなかった力もあるはずです。

 

痛みから逃げても良い。後回しにしてもいい。

だが慣れてしまえばいい。